レユニオン島 旅行記

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インド洋にあるフランス領 レユニオン島に行ってきました。


■レユニオン島ってどこなの ill de reunion


このへんです。もともとはイギリスとフランスの手を行ったり来たりしたブルボン島。これが1814年にフランス領となり、1848年、統合を意味するレユニオンという名に変更、近隣のモーリシャスやマダガスカル、コモロは独立したのに、レユニオン島だけは独立しませんでした。
結果、今もフランス語が中心(現地の人はフランス語とアフリカ語がまざったクレオール語を話すそうですが)フランスを中心にヨーロッパから暖かい地での、ハイキングや渓谷遊び、そして海をもとめる観光客を迎える地となっています。
また、2つの2500m〜3000mの山と、3つの谷、豊かな降雨量と火山岩による緑と滝、自然あふれる大地は2010年に世界遺産に認定されました。

日本にとってのグアムやハワイのような場所といえば良いのでしょうか。

■いろんな人がいる街


とはいえ、インド洋のヨーロッパ領。その歴史は、ヨーロッパによる入植と、マダガスカル、アフリカ、インドからの移民による、コーヒーや砂糖のプランテーション。元々は奴隷制度もあったのですが、今は自由で平等。ここでは様々な人種による混血を「クレオール」と呼んでいます。町を歩いた印象はいろんな顔つき、肌の色の人が一緒にデートし、道端で井戸端会議をし、くつろいでます。ひとつの街に、教会とモスクとヒンドゥー寺院が見られます。

日本に住んでいるとこういう感覚は新鮮に感じました。いずれ日本もこうなっていくのかなと思います。

■クレオール料理、ブルボンバニラ、ついでに日本との関係


ご飯はインド洋らしいスパイシーな煮込みと、フランスらしいお肉と付け合わせのポテト的な食事が中心。クレオール料理となるのは、カレーとreigailと言われる煮込み。レユニオン島はバニラの特産地でもあります。バニラの香りをつけた鴨の煮込みや、鱈やソーセージのトマトとスパイスの煮込みを、お米や煮た豆、チリソースと一緒にいただきます。
ちなみにレユニオンはパイナップルも産地です、パイナップルとチリを砕いたものをまぜたチリソースが煮込みにあって美味しかった。

このバニラ、世界のバニラ生産量は1位がインドネシア、2位がマダガスカル。元はメキシコのラン科の植物でしたが、16世紀にメキシコからその苗が盗まれ、レユニオン島にもたらされたのだそうです。そこで人工授粉方法が開発され、大量生産に成功、マダガスカルなどに広まっていったとのこと。この生産により、アイスクリームや、クリームブリュレなどの洋菓子にバニラが使われる用になったそうです。レユニオンのvanille de burbonといえば最高級バニラのブランド、たしかに市場では、てかてかの葉巻と間違うほどの太さのバニラのさやが店頭にならんでいました。
日本でみかけるバニラはマダガスカルがほとんど。でも、レユニオンのシャテル社のバニラエッセンス モンレニオンが楽天などで購入できるようです。一度試してみようと思います。

また、レユニオン島では、かつてコーヒー栽培が行われていましたが、サイクロンなどの影響で一度産業が失われました。そんな中、幻のブルボン ポワントゥが2007年に発見、復活します。それを手伝ったのが日本人、元UCC上島珈琲のコーヒーハンター川島さん。すごい人がいるんですね。

■どんな観光名所があるの

・ピトンドフルネーズ


活火山で、火口まで行くことができます。駐車場から歩いて3時間くらいかかるそうです。私が行った日は、一瞬晴れていたものの、山の麓で一面霧かかって道は殆ど見えない状態でしたが、数人のハイキング客が山に消えていきました。ここに登るまでの山道のドライブも、険しい山々、雲の上の街や、牧畜などを見ることができ心踊る風景でした。

・シラオス cilaos


3つある谷の一つ。谷の街としては温泉施設があることもあり、だいぶ大きい街です。シラオス谷を一周する道路があるのですが、ここからは山々から滴る滝をみることもでき、対岸からのシラオスの街の全景が見えます。あと、島唯一のワイン産地で、白ワイン、美味しいです。

・サラジー谷と、エルブール sarazie / hell bourg

3つある谷のうち最も滝が多いサラジー谷。滝をみたいハイキング客はこちらを選ぶようです。その上の方にあるエルブールは、19世紀のクレオール式建物が多く残る小さな町。クレオール式建物は、屋根やひさしにレースのような木製の飾りが付いていることが特徴のようです。南国におおいカラフルな色合いにくわえて、この飾りがかわいい!
サラジーの滝は、ハイキングでいけるほか、ヘリコプターツアーで雨季でなければ見に行くことができます。雨季は1−3月くらいのようで、私の行った時は天候不順で見れませんでした、残念。

■いろんな街

・サン・ドニ st dennis

大学やホテル、店(特に服屋が多い!)が多く、都会らしく人が多いエリアです。入江に公園があり、険しい山と入江に向けて設置された砲台を見ることができます。

・サン・ジル・レ・バン saint gille de le bans

火山島 唯一の砂浜でリゾート地です。近郊にリゾートホテルが立ち並び、船着場や水族館などの施設もそろっています。個人的には、こちらの市場が小さいながら食べ物から洋服、おみやげまで揃っていて一番気に入っています。

・サン・ピエール saint pierre

南の大都市です。海岸沿いはバーやレストランも多く、土日は地元の人たちが海水浴を楽しんでいて、賑わっています。こちらは遠浅の海で、遠くのサンゴ礁の切れ目で波がおこっている海です。夕日も綺麗でした。

日本から16時間!遠かったけど、すばらしい旅でした。

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1 コメント

  1. Kyoqooさん、

    私は日本3年住んでいるレユニオン人です。
    旅行記を読んで感動しました。
    レユニオン島に興味を持って、遠くまで旅行して、素晴らしいと思います!
    なんとなくありがたいです!m(_ _)m

    少しお伺いしたいですが、
    レユニオンまでは何航空会社で行きましたか?
    成田空港からパリで乗り換えレユニオン島までは行けますが、
    待ち時間含めて24~30時間はしますね。
    値段高いチケットしか見つけなくて、なかなか実家へ帰りにくいですので…

    何かのアドバイスがありましたら、
    ゼヒゼヒ聞かせてください!

    またKyoqooさんの旅行記を読みたいと思います。
    Instagramもフォローしました~!
    ヽ(^。^)ノ

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